🤵 ジョブスCEO → 🛎️ シュルツェ 新宿ショールーム CX 設計 枠組み定義書(90日プラン)
発出日: 2026-05-20(水) プロジェクト名: TSB Shinjuku Showroom Experience(新宿ショールーム未体験CX再設計) 対象: 🛎️ シュルツェ(担当 AI スタッフ)
1. プロジェクトの目的
Section titled “1. プロジェクトの目的”- 新宿ショールームを 「未だかつてない防音体験」を提供する場 に再設計
- 顧客タイプ別の modular レイアウト で多様な来店ニーズに即応
- 誰が案内しても同じ水準の体験を提供できるマニュアル を整備(リッツ・カールトン Gold Standards 流)
- 来店 → 成約のコンバージョン率 を Year 1 で大幅改善
- 将来のフランチャイズ展開のテンプレート になるショールーム運営手順書を完成
- 業務委託メンバー が研修を受けて即戦力化できる素材整備
- クチコミと NPS を経営の安定指標に育てる
- 内装改修予算は 段階的に(数万〜数十万単位でフェーズ実装)
- 正社員を雇わない方針 ── 案内担当は社長 + 業務委託 + 将来のアルバイト
- 既存ショールームの基盤を破壊しない(現状 8 割完成を尊重)
2. リッツ・カールトン Gold Standards を防音室ショールームに翻訳
Section titled “2. リッツ・カールトン Gold Standards を防音室ショールームに翻訳”シュルツェが最初にやるべきは、Horst Schulze が制定した 12 項目の Gold Standards を御社のショールームに翻訳すること。原典を基に、防音室業界の文脈に合わせる:
Gold Standards 翻訳(初稿、シュルツェが Day 14 までに精緻化)
Section titled “Gold Standards 翻訳(初稿、シュルツェが Day 14 までに精緻化)”- The Mission(使命): 「来店時間 60-90 分を、顧客の人生で最も心地よい防音体験にする」
- The Three Steps of Service(3 ステップサービス):
- 暖かく、心のこもった挨拶 / 名前で呼ぶ
- 顧客の 言葉にされない要望 を先回りで察知
- 暖かい見送り / また会えることを楽しみにする旨を伝える
- The Service Values(サービス価値、リッツでは 12 項目):
- 顧客の真のニーズと願いを生涯にわたって築き続ける
- 「言葉にされない要望や願い」を察知して応える
- チームワークと Lateral Service の場を作る
- (続く、シュルツェが防音室特化で翻訳)
- The Three E’s(3 つの E): Engage(関わる) / Empower(権限委譲) / Energize(活力を与える)
- The Employee Promise: 「あなた(スタッフ)は私たちの最も大切な資産です」
- Anticipation(先回り): 顧客が席に着く前に最適な選択肢を準備
- Lateral Service(横断的サービス): 全スタッフが役職を超えて顧客対応
- Defect-free Service(不具合ゼロ): 不具合は 黄金の機会、即時に解決
- Privacy(プライバシー): 顧客の個人情報 / 来店理由は厳格に管理
- Safety & Security(安全): 安全性は最優先、商品の試聴中も配慮
- Cleanliness(清潔): 場の清潔さは体験品質の 50%
- Standards of Excellence(卓越の基準): 「これでいい」ではなく「これが最高か」を毎日問う
3. ショールーム動線の 9 シーン(各シーンの Gold Standard)
Section titled “3. ショールーム動線の 9 シーン(各シーンの Gold Standard)”来店から見送りまでを 9 シーンに分解し、それぞれに 「具体的な行動」+ 「NG行動」 を定義する。
| # | シーン | 目標体験 | Gold 行動例 | NG 行動 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 予約受付 | 「待ち遠しい」と思わせる | 来店前日に LINE で「明日お会いできるの楽しみです、何か気になる点はありますか?」 | テンプレ的な業務メッセージ |
| 2 | 来店到着 | 「歓迎されている」 | 名前を覚えて呼ぶ「○○さん、お待ちしておりました」 | 「いらっしゃいませ」だけ |
| 3 | 着席 / 自己紹介 | 「ここは安全な場」 | コートを預かる / ウェルカムドリンク提供 / 名刺交換 | 立ったまま長話 / 飲み物なし |
| 4 | ヒアリング | 「私のことを理解してくれた」 | 5-10 個の質問を マニュアル順で確実に拾う、しかし機械的にしない | スクリプト棒読み / 一方的説明 |
| 5 | 防音体験 | 「これを試したかった」 | 顧客タイプに合わせて防音室を演出(配信者には配信機材、ピアノには電子ピアノ) | 全顧客同じセットアップ |
| 6 | 質疑応答 | 「全部聞けた、納得した」 | FAQ + 個別質問への即答 / 即答できない時は「○月○日に必ず回答します」 | 曖昧な「たぶん…」 |
| 7 | 見積もり / 提案 | 「自分にピッタリの提案だ」 | アイブの推奨パッケージ + 価格マトリクスを その場で印刷して渡す | 後日メール送信のみ |
| 8 | クロージング | 「焦らされていない、信頼できる」 | 「今日決めなくて大丈夫です、3 日以内に LINE で感想だけください」 | 強引な即決圧力 |
| 9 | 見送り / フォローアップ | 「また会いたい」 | エレベーター前まで見送り / 翌日 LINE で「お疲れ様でした」 | 店内で雑に「ありがとうございました」 |
4. 顧客タイプ別 modular レイアウト(7 パターン例)
Section titled “4. 顧客タイプ別 modular レイアウト(7 パターン例)”ショールームを 「顧客タイプを聞いた瞬間、5 分でレイアウトを変える」 設計に。
| 顧客タイプ | レイアウト演出 | セットする機材 / 装飾 |
|---|---|---|
| 配信者 / VTuber | 配信ブース完備 | マイク / 配信PC / 照明リング / 背景パネル |
| 歌い手 | レコーディング室風 | コンデンサマイク / ヘッドフォン / 楽譜立て |
| ピアノ(電子) | リサイタル空間 | 電子ピアノ / 譜面台 / ペダル |
| 管楽器 | スタジオセッション風 | マイク 2 本 / 譜面台 / 椅子 |
| ドラマー | パーソナル練習室 | 電子ドラム / モニタ / メトロノーム |
| 法人(オフィスブース) | テレワーク空間 | デスク / ノートPC / イヤホン / カレンダー |
| 子育て / お受験 | 学習集中空間 | デスク / ライト / 観葉植物 / 静音グッズ |
各レイアウトは 「5 分で切り替えられる」 設計が必須。収納家具・キャスター付きパーティション・モジュラー照明 などを準備リスト化(Day 30 で確定)。
5. 五感体験の演出設計
Section titled “5. 五感体験の演出設計”- 照明: 暖色 LED 中心、防音室内は調光可能
- 色: 木目 + クリーム + アクセント(SOUND BOX オレンジ)
- 観葉植物: 中型を 2-3 個(空気感の柔らかさ)
- アート: 音楽 / 静寂をテーマにした写真 1-2 点
- BGM: 防音室外は静かなジャズ / アンビエント(顧客の集中を阻害しない)
- 防音室内: 無音体験 から開始(社長解説の動画 1 分も用意)
- 椅子: 革張りで温かく座り心地良い
- 商品サンプル: 吸音材 / 木材 / ドア材 を 直接触れる展示
- 温度: 季節に応じて空調 22-24℃
- アロマ: 木の香り(ヒノキ / シダーウッド)を控えめに
- NG: 強い香水 / 食べ物の匂い
- ウェルカムドリンク: コーヒー / 紅茶 / ハーブティー / 水(冷温)
- お菓子: 控えめに 1-2 個(社長セレクト)
6. 90日マイルストーン
Section titled “6. 90日マイルストーン”Day 1-30: Phase 1(現状診断 + 仕上げプラン)
Section titled “Day 1-30: Phase 1(現状診断 + 仕上げプラン)”- 社長から ショールーム写真 5-10 枚 + 来店分布 + 過去フィードバック + ブランド像 受領
- 既存メモリ全部読み込み(アイブ診断 / ブランド方向性 / クリステンセン分析 等)
- Gold Standards 12 項目の防音室向け翻訳 v1.0
- 顧客動線 9 シーンのフロー図 + Gold 行動 / NG 行動
- 散らかりの原因分析(物理的 / オペレーション的)
- 仕上げ予算試算(段階別: ¥0-3万 / ¥3-10万 / ¥10-30万 / ¥30万+)
- Day 30 提出: ショールーム現状診断 + 仕上げプラン v1.0
Day 31-60: Phase 2(マニュアル + レイアウト)
Section titled “Day 31-60: Phase 2(マニュアル + レイアウト)”- 案内マニュアル v1.0(9 シーン × Gold 行動 × NG行動 × スクリプト雛形)
- 顧客タイプ別 modular レイアウト 5-7 パターン(切り替え手順 + 必要機材リスト)
- スタッフトレーニング素材(チェックリスト / 動画スクリプト / ロールプレイ)
- 五感演出の物品リスト(購入推奨)
- Day 60 提出: ショールーム案内マニュアル v1.0 + レイアウト集 + トレーニング素材
Day 61-90: Phase 3(NPS 運用 + 改善ループ)
Section titled “Day 61-90: Phase 3(NPS 運用 + 改善ループ)”- NPS 測定フロー確立(来店後 24 時間以内に LINE / Web で計測)
- 初回 1-2 ヶ月の運用データ取得
- 月次レビュー手順書(「ベスト体験」「改善ポイント」抽出のテンプレ)
- クリステンセン連携(来店客の声 → JTBD 構造化、ショールーム改善へ反映)
- Day 90 提出: NPS 月次レポート(初回)+ 改善サイクル運用書
7. やってはいけないこと
Section titled “7. やってはいけないこと”- ❌ 大規模改修を Day 1 で提案する ── 段階的にやる、現状の 8 割を尊重
- ❌ マニュアルだけ作って終わり ── マニュアル + ロールプレイ + 実地で身につく素材を作る
- ❌ 「リッツ・カールトンだから」を理由に過剰演出 ── 御社の価格帯 / カジュアル感に合わせる
- ❌ 社長の所作を矯正しようとする ── 社長の自然な所作の良いところは活かす(矯正 ≠ 体験設計)
- ❌ 「すべての来店者に同じ対応」 ── 顧客タイプ別の modular がコア
- ❌ 押し売り感を出す ── 「焦らされていない、信頼できる」が体験の柱
8. シュルツェの最強の武器
Section titled “8. シュルツェの最強の武器”- リッツ・カールトン Gold Standards という世界最高峰のホスピタリティ手法を、防音室業界に最初に持ち込む立場
- AI スタッフ 15 名 + ライン君 の援軍(アイブの商品設計、クリステンセンの顧客声、オグルビーの集客、ジョブスのブランド方向性 等)
- 新宿という立地(国内最大の音楽 / 配信 / クリエイター集積地)
- 「アップル的プレミアム」のブランド方向性が既に確定(整合性のある体験設計が可能)
- 8 割完成済のショールーム(ゼロからではない)
9. CEO 評価軸(Day 30 / 60 / 90)
Section titled “9. CEO 評価軸(Day 30 / 60 / 90)”Day 30
Section titled “Day 30”- 現状診断の深さ(写真 + 動線 + 散らかり原因)
- Gold Standards 翻訳の妥当性
- 仕上げプランの段階性(¥0-3万 / ¥3-10万 / ¥10-30万 / ¥30万+ で実装可能か)
- 社長との議論の生産性
Day 60
Section titled “Day 60”- マニュアル v1.0 の実用性(社長 + カナダさんが翌日から使えるか)
- modular レイアウト 5-7 パターンの実現可能性(5 分で切り替え可能か)
- トレーニング素材の完成度
- 五感演出物品リストの現実性
Day 90
Section titled “Day 90”- NPS 測定が回り始めている
- 初回データから改善案が出ている
- クリステンセン連携が機能している
- 来店→商談化率の改善傾向(数字で)
10. 将来展望
Section titled “10. 将来展望”このプロジェクトが成功すると:
- 新宿ショールームが「行きたい場所」になる(競合の体験と差別化)
- クチコミ / 紹介で集客力が増大(オグルビーの広告依存度低下)
- 将来のフランチャイズ展開の運営テンプレートが完成
- 業務委託メンバーが即戦力化(社長の負担激減)
- 業界トップクラスの NPS を獲得(ブランド価値向上)
社長は「アップル的プレミアム」を Year 1 のブランド理想像として確定されました。アップルストアの体験を作ったロン・ジョンソン、リッツ・カールトンの体験を作ったホルスト・シュルツェ ── どちらも「製品 × 場所 × 人」を一体設計する達人です。
シュルツェの仕事は、御社の防音室を 「ただ買う場所」から「物語を作る場所」 に変えることです。
— 🤵 ジョブス / 東京サウンドボックス CEO 2026-05-20